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伏見コントラダンスコミュニティー

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伏見コントラダンスコミュニティーのブログ
伏見コントラダンスコミュニティーのブログです。 コントラダンスの会の開催のお知らせ、 報告、その他雑記などを記します。
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コントラダンスを紹介してくれている、
ゆきえさんが、コントラダンスに対する想いを
メーリングリストに、送信されたので、
ここに転載します。


****** 私がコントラダンスについて思うこと。 


私がここでコントラダンスを始めようと思ったのには、
いくつか理由があります。

「たのしいから!」というのがもちろん最大の理由ですが、
実はそれだけではありません。
運動になるから、でももちろんありません。

さいしょからずっと、今も、スロー・エンターテイメント、
スローな娯楽として、コントラダンスは何ができるんだろう
と思いながらやっています。

私たちの住んでいる世界では、
娯楽は超巨大な産業になっています。
テレビやDVD、映画館やパチンコは、
楽で刺激的でやみつきになるので大流行しています。

でも、娯楽というのはもともと
そういう大規模なものだけではありませんでした。
テレビや映画でなく、たとえば家族での人形劇。
ストーリーテリング。みんなで踊るダンス。一緒に歌う歌。

そこには人と人の出会いとか、おしゃべり、
自分の内側からわくわくキラキラする気持ちなど、
娯楽産業が満たしてくれない素朴な「何か」があります。
その「何か」をスローという言葉に込めるなら、
スローな娯楽のよろこびは、
生身のにんげん同士のエネルギーの触合いから
生まれるような気がします。

そういうものとして、いままでもこれからも、
コントラダンスをやっていきたいと私は思っています。


ただ、もともとのスローさに歴史の浅さも加わって、
まだいろいろ非効率な点もあります。


まず人と人が出会い集まること自体、
非効率さは避けられません。
時間もエネルギーもかかり、楽しいときもあれば、
つまらなかったりムカムカしたり。
それに何か新しいことを始めることも、エネルギーを使うし、
始めはうまくいかないことだらけです。

その上このダンスでは、 大勢の人たちが一緒に、協力し合って、
音楽と風とひとつになろうとするのですから、
そうそう簡単にはいきません。
よろこびどころか、なかなかまだそんなふうに
ダンス自体を楽しむ余裕も私たちにはないかもしれません。


アメリカで300年以上、
ヨーロッパ時代も含めたらさらに長く踊られてきた踊りなので、
それを考えると私たちの集まりは
まだまだふにゃふにゃの1歳半の赤ちゃんです。
日本には、こういう踊りの伝統もほとんどありませんし、
本当にほぼゼロからのスタートでした。
楽しい時間だけでなく、
もどかしいときやつまらないときもあっただろうに、
やめずにいっしょに踊ってきてくれたみなさん、
音楽を奏でてくれたみなさん、
励ましてくれたみなさん、感謝です。

だんだん何を言いたいのかわからなくなってきましたが、
これからも、スロウな娯楽としてのコントラダンス、
一緒に気長にたのしんでいきましょう。


コントラダンスは、基本を体がおぼえると、
体が自由になって風のようになって、ほんとうに楽しいんですよ。
その場で踊っている全員が、音楽とすべてが一体になって、
味わったことのない巨大な興奮が起こります。

ふだんはマイペースにそれぞれがばらばらに
好きなことをしてるのが気楽でいいでしょうけれど、
みんなで一つのエネルギーになるのも まためちゃめちゃに楽しいことで、
このダンスではそれが味わえるのです。 それをお伝えしたいなあと思っています。


みなさんの踊りが大好きです。


ゆきえより

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